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2017.04.03

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野村萬斎が魅せる 古典から現代の舞台芸術

野村萬斎が魅せる 古典から現代の舞台芸術

こちらでもたびたびご紹介している世田谷パブリックシアターが、今年開場20周年を迎えます。20年前の1997年は、フジテレビがお台場の新社屋から放送を始め、名古屋ドームや大阪ドームが完成した年。『おとなスタイル』世代から今なお支持されるダイアナ妃とマザー・テレサが死去。たまごっちや失楽園が流行語に選ばれたのもこの年です。
その頃の東京はというと、渋谷から近い世田谷区の池尻大橋や三軒茶屋が住みたい町として大人気に。その三軒茶屋のキャロットタワー(1996年に完成)内に、創造発信型の公共劇場の草分けとして開場したのが世田谷パブリックシアター。駅と地下直結でこの施設…、劇場まで?! と、世田谷ブランドへの憧れが加速した、そんな時代でもありました。 

それから月日が経ち…、世田谷ブランド、三軒茶屋の人気が衰えることはなく、誰もが憧れる場所として今でも根強い人気を誇っています。その街と同様、世田谷パブリックシアターも開場以来多くの人から愛され続けて20年。ということで、開場20周年記念プログラムが多数予定されています。その中から本日は、劇場の芸術監督でもある野村萬斎による狂言『唐人相撲』/『MANSAI ボレロ』をご紹介します。

02年に世田谷パブリックシアターの芸術監督就任以来、狂言師という自らのアイデンティティを活かし、数々の舞台を生み出してきた野村萬斎。“古典の知恵と洗練を現代に還元し、現在の私たちの舞台創造に活かしていきたい”という考えから立ち上げた「現代能楽集」シリーズで企画・監修を務め数々の新しい現代劇を生み出し、またいつもは演劇やダンスが上演される世田谷パブリックシアターに能舞台を立ち上げて、狂言を上演してきました。
また、シェイクスピア作品を翻案・演出した作品では、西洋の古典戯曲を日本の古典芸能の手法や発想で現代に甦らせるという新たな試みにもチャレンジ、好評を博しました。

その萬斎が記念公演に選んだのは、ユーモアあふれる狂言『唐人相撲』と、萬斎による独舞 『MANSAI ボレロ』。狂言についてよくご存知ない方のために少し説明すると、『唐人相撲』は現在上演されている狂言の中で、最も多くの演者を要する賑やかな作品です。
ストーリーは、唐からの帰国を願い出た相撲取りは、皇帝から「もう一度相撲を見せてほしい」と所望されます。臣下たちが次々と倒されるのを見た皇帝は、ついに自ら相撲取りに勝負を挑むが…。というユーモラスなもの。色とりどりの装束やアクロバティックな相撲の技、また唐音(とういん)という架空の中国語の会話など、見どころが満載です。
この記念公演にあたり、一般公募された『唐人相撲』の出演者たちの狂言にも期待したいところです。

『MANSAI ボレロ』は、萬斎が長年の構想を経て 2011年、世田谷パブリックシアター「狂言劇場 その七」で初演されました。東日本大震災の後、再生の祈りを込めて創った作品です。

野村萬斎による日本の舞台芸術の「古典―近代―現代」を繋ぐ 魅力あふれるプログラム! 世田谷パブリックシアター開場20周年記念公演。
古典から近代、そして現代へとつながる舞台芸術の魅力を、存分にご堪能ください!

 

世田谷パブリックシアター開場20 周年記念公演
狂言『唐人相撲』/『MANSAI ボレロ』

上演日: 4月7日(金)~4月9日(日)
会場:世田谷パブリックシアター
入場料: 一般: 一般/S 席 6,500 円 A 席 4,000 円ほか
チケット取扱い: 世田谷パブリックシアターチケットセンター
         03-5432-1515 (10~19 時)
         世田谷パブリックシアターオンラインチケット
        (PC)http://setagaya-pt.jp/ (携帯)http://setagaya-pt.jp/m/
問合せ:世田谷パブリックシアターチケットセンター
  03-5432-1515
http://setagaya-pt.jp/
当日券あり 

 

■詳しくはこちら
公演 HP
https://setagaya-pt.jp/performances/201702takuramitokoi.html

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