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2017.06.24

キレイ

50代ファッション“素敵”と“痛い”の分かれ道

50代ファッション“素敵”と“痛い”の分かれ道

“変わらない”“可愛い”と言われ慣れてる人ほど危ない

女性誌やテレビ、トークショーなどで活躍中のスタイリスト、岡部久仁子さん。わかりやすいスタイリング指南が、おとな世代から支持されている。
「先日、街で見かけた女性ですが、カールした長い髪にきれいなメイク、ウエストをキュッと絞ったピンクのコート、短めのスカートに黒いタイツとブーツ……。おそらく50代だと思いますが、スタイルがとてもよくて、後ろからは30代にしか見えません。
全身、手ぬかりは一切ない。なのに、ぜんぜん素敵に見えなかったんです。こういうコーディネートって実は50代女性に多いんですよ」 

若く見えるのに、素敵に感じられない。その原因は―。

「コートもタイツもブーツも悪くないんですが、衿の形やシルエットが少しずつ古い。おそらくブーツも何年も前のもの。想像するに彼女は頭の中で、若い頃の可愛い自分のまま。何も更新してこなかったのかもしれません。昔の服を今も着られるということは、体型も変わっていないのでしょうし……。
同窓会で久しぶりに同級生に会うとなると、若かりし頃の自分を再現しようとがんばりがちです。でも、周りから“昔と変わらないね”なんて言われたら、本当は要注意なんですよ。とくに、小さい頃から“可愛い”と言われ慣れた、小柄な女性が危ないんです」

耳の痛い指摘を続ける岡部さん。

「老けたくないという気持ちは、皆さんあると思いますが、50をすぎたら可愛いかどうかより、“今”をどう受け入れ、更新するかが肝心。そこが素敵か痛いかの分かれ道だと思います」

 

勘違いに陥らない“おとな可愛い”の習慣

クローゼットの中にある可愛いものを棚卸ししてみる
可愛いものがいくつあるか、合わせられるベーシックアイテムがどれくらいあるのかを把握。「着なくなったものは似合わない証拠なので潔く処分」

 

■Profile

スタイリスト 岡部久仁子さん
おとなを上品に見せるコーディネートが評判。近著に、着こなしのノウハウをまとめた『99%の人が知らない 1%のおしゃれ術』(KADOKAWA¥1300)がある。

 

『おとなスタイル』Vol.7 2017春号より
撮影/森本洋輔 イラスト/服部あさ美 構成・文/根本ゆみ

著者プロフィール

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