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2017.03.02

出かける買う

部屋にも春を呼び込むクラフト作品展

部屋にも春を呼び込むクラフト作品展

ご機嫌な暮らしがここにギャラリー探訪

分厚いコートやセーターをしまって春の装いに変わると同時に、お部屋の中にも春を取り込みたいもの。今回はインテリアのアクセントになる作品展を、手仕事の企画展プロデュースなどを手掛けている田中敦子さんに紹介していただきました。
 

身近に置いて大切にしたいものが集る場所

寛いだ空気のなかで“私の名品”と巡り合う「以前から憧れていた場所なんです。ここでお客さまを迎えられたらいいなと思っていました」とオーナーの山内彩子さん。六本木の喧噪を抜けた静かな住宅街にある、築80年余の集合住宅。小体な空間が居心地よく、つい長居してしまう。

取り扱う作品は、具体的な用途のない、オブジェと呼ばれるクラフトが多い。空間と作品が響き合い、自分にとってのお気に入りに目が引き寄せられる。アートというより、チャーム(お守り)みたいに愛しくて、身近に置いて大切にしたいもの。

「お願いする作家さんは、この空間の中での佇まいを考えながら作品を作ってくださいます」
キャリアにとらわれず、気持ちが通う人とていねいに交流している山内さん。
選ぶ場所や時間も作品の一部。そんな豊かな心持ちに満たされるギャラリーだ。
 

■ギャラリーSU(東京都・港区)
ギャラリーエス・ユウ|2010年オープン。ロベール・クートラスの作品を扱うほか、工芸作家のオブジェやアンティークをセレクト。3月11日(土)~26日(日)(会期中火曜休)、金工作家・秋野ちひろさん(写真右)の作品展を開催。入り口のミモザの木もきっと花が見ごろに。

東京都港区麻布台3-3-23 和朗フラット4号館6号室
12時~19時 不定休 
TEL 03-6277-6714

 

桜が笑う頃に ●東京・雨晴 ~3月12日(日)

桜の蕾がふくらみ始める時季に似合う、景色盆栽作家・小林健二さんの桜の景色盆栽と、陶芸家・田中信彦さんの春色の器の企画展。会期中、小林さんの盆栽教室も開催予定。

雨晴
東京都港区白金台 5-5-2
TEL 03-3280-0766 
http://www.amahare.jp/

 

 

西山雪 ガラス展 ●東京・Ecru+HM(エクリュプラスエイチエム)3月18日(土)~25日(土)

北海道のガラス作家・西山雪さん。この作品展では、エナメル絵付けを中心に発表。テーマは「春待ち」。花々の命の輝きを繊細に描いた片口、グラス、鉢などが揃う。

Ecru+HM
東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル4F
TEL 03-3561-8121
http://www.ecruplushm.com/

 

一輪挿し展 ●京都・昂 KYOTO4月22日(土)~30日(日)

京都の骨董・西洋アンティークの若手オーナーがセレクトした一輪挿しを、山野草の花とともに展示・販売。いにしえのガラスや陶磁器の、高い技術にも目を奪われる。

昂 KYOTO
京都市東山区祇園町南側581 ZEN2F
TEL 075-525-0805
http://koukyoto.com

 

 

 

■Profile
選者・田中敦子さん[ 工芸ライター]
たなかあつこ
工芸、きもの、日本文化をライフワークに、書き手、伝え手、ときに応援団として活動中。『更紗』(誠文堂新光社)、『きもの宝典』(主婦の友社)ほか編著書多数。

撮影/市川守 文/田中敦子

 

『おとなスタイル』Vol.7 2017春号より

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