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2017.10.05

食べる

【赤澤かおり】秋の京都旅 その1

【赤澤かおり】秋の京都旅 その1

 京都に行くと、食べたいものだらけで毎回胃袋との相談に忙しい。歳とともにだんだん食べられなくなってきていることもあり、悲しいかな、今までのように何でもかんでも、というわけにはいかないのだ。きっと京都へはこの秋まだまだ行くだろう、という予想の元、今週は、次のお楽しみを残しつつ、夏の名残りもちょっぴり楽しみつつの京都・秋のおいしいもの巡りの記録をお届けいたします。

 

到着後、すぐに向かったのが「ろうじな」という名の蕎麦屋さん。更科の蕎麦が楽しめるこちらはつまみも充実しているところ。夜は結構すぐにいっぱいになってしまうので、今回は昼から出かけてみることに。

 

ふわふわの鶏の天ぷらは抹茶塩で。穴子の煮こごりは口の中でとろけた後の余韻で酒が飲める感じ。一番感激したのは、鴨の生ハムでイチジクをくるんと巻いたもの。これはとろける、とろける。ハムのほんのり甘いコクとイチジクのふわりと舌にあたる食感と大人の甘みが口の中で一体化。これはかなりやばかったです。日本酒でも、ワインでもどちらでもどうぞ!

 

締めはすだちの汁そば。さらりとした味わいのだしスープとすだちの爽やかな味わいをズズズと繊細な蕎麦とともにすする。これでピタッと美しく終わりが決まる感じ。また一からスタートできるよ、と胃袋が申しております。

 

京都 岡崎平安神宮近くの58Dinerは、ライブを聴きにお伺いしたのが最初。その時いただいたジューシーなハンバーガーに魅せられ、以来、京都に行くと立ち寄りたいところになりました。毎朝手作りされる自家製のバンズとソース、それにパテ。それぞれのおいしさを壊すことなく、引き立て合体させるのは、自家製だからこそのなせる技。この秋は、ビーフパテに旬のリンゴをコンポートしたものとチェダーチーズを重ね、自家製BBQソースで仕上げた、聞いただけでヨダレものの、ハンバーガーが発売中。これは食べとかないと、ですよー!

 

まだまだ昼間は暑さが残る10月。散歩の途中には、ちょっとひんやり体を癒してくれる、かき氷もいいもんです。写真は、季節ごとに“琥珀流し”というつるんとした食感の甘味が人気の大黒殿栖園の梅酒のかき氷。ふわふわの氷に大人味の梅酒ソースが甘すぎず、ぴったり。

 

ぶらぶらと散歩をしていると、ざくろがたくさん実をつけておりました。散歩しながらも食べることしか考えてない自分を諌めつつ、このラブリーな景色に、秋を思いつつの京都旅その1、でした。

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著者プロフィール

赤澤かおりさん

赤澤かおりさん

フリーライター+フリー編集者
出版社にて雑誌編集を経てフリーに。料理と旅、暮らしまわりのことを中心に執筆・編集をおこなう。ハワイをこよなく愛し、ハワイにまつわる著書を多数出版。近著に『鎌倉 のんで、たべる。』(朝日新聞出版社)、『Hawaii Vacation Book』(講談社)などがある。
【Instagram】https://www.instagram.com/akalohasunny/
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