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ブログ

2017.04.06

出かける食べる

【赤澤かおり】10年ぶりに、今、大流行中の台湾へ行ってまいりました! 初日編

【赤澤かおり】10年ぶりに、今、大流行中の台湾へ行ってまいりました! 初日編

 ここ2、3年、私の周りに行ってない人はいないんじゃないかってくらい、大流行の台湾。私の台湾の最初の記憶といえば、20年以上前のもの。最後に出かけたのは、10年前だったことがパスポートを見返していて気づきました。20代の頃はアジアにもはまっていたので、台湾にもよく出かけていました。かれこれ15回以上は出かけているんじゃないかぁ。けれども、暇ができるとついついハワイへと出かけてしまうことが年々多くなり、ここのところ、とんとご無沙汰しておりました。友人たちは皆口々に「いいよ、台湾。おいしいよー!」と、何度も。知ってますよ、私だって。と思っていましたが、なかなか足が向かず、こんなにも時間が経ってしまいました。
 きっかけは、井上由季子さんの著書『老いのくらしを変えるたのしい切り紙』(筑摩書房)の台湾版が発売になり、そのワークショップが台湾で行われることになったことから。仕事仲間の女子6人で「それを見に行こう!」と、盛り上がり、トントン拍子で予約まで終了したのが、昨年末。気が早いというか、行動力があるというか。女性が数人集まると、なんでも動きが早くて気持ちがいい。そんなわけで10年ぶりの台湾へと出かけることになったのです。
 私以外は、ここ数年、何度も台湾へ出かけているツワモノ揃い。大船に乗った気持ちで、付いていくことに。いつもは旅の調べ物、レストランの予約、ホテルの予約など、せっかちなのと人任せにできない性格ゆえ、ついついやる方なのですが、今回は誰かがここに行きたいといえば「いいと思う〜」とゆるゆる答えている私。人に教えてもらって、出かける旅って、なんて楽しくて、安心なんでしょう。次、予約していたっけ? どっち方向だっけ?とか、焦る必要もなくて、それもありがたかった。
 大忙しの友人たちのスケジュールを合わせたので、今回は二泊三日の弾丸ツアー。のんきに、二泊三日で十分じゃないかと思っていましたが、いやいやどうして、どうして。まだまだ見たいところ、行ってみたいところ、たくさんありました。おいしいものを食べて、食材や調味料を買って、お茶をしたら、お寺巡りをして、また食べて。最後は夜中に気のすむまでマッサージ。極楽とはまさにこのこと。女子同士っていうのも、さらによかった。同じようなものに「いいね!」と共鳴し合い、笑える喜び。旅っていいね、年取ってからの女同士っていいね、おいしいものを食べるっていいね、といろんな“いいね”が重なった良き旅。今週は、そんな旅の記録をおすそ分けさせてください。

到着後、早々に向かった先は「鼎泰豐」。あまりにも有名なこちらは飲茶のお店。かつて私が台湾へまぁまぁ出かけていた頃は、ちょうど日本への出店が決まったばかりだったようで、日本から見習いの人がこちらの料理人さんに包み方など教わっていたのを何度か見かけました。言葉が通じないので、調理台の上に打ち粉をさっとふり、そこに指で漢字を書きながら、お互いの意思疎通をとっている様が、職人さんぽくて格好良かったなぁ。それにしてもこの混みよう。今だにこんなに人気なんですね〜。すごい!

お決まりの小龍包。これはカニ入り。わからなくならないように、カニの切り抜き生地が置かれてあってかわいかった。

飲み物はやっぱり台湾ビールでしょう。軽くて、すーっと入っていく南国らしいビールです。

台湾の女性はみんなお肌がきれいです。食べ物のおかげでしょうかね〜。このお姉さんもめちゃめちゃ肌がきれいで、かわいかった。

あいにくのお天気でしたが、雨に濡れた木々の美しさもまたよしでした。青々と茂った木々は、南国らしいものと、そうでもないようなものが入り混じっていておもしろい。上の方には赤い花も咲いていたりしてなんとも不思議な街並みでした。

フルーツ屋さんの店先にはカラフルなフルーツジュースが並んでいるところ多し。砂糖を加えていないものがほとんどで、生搾り的なヘルシーなもの。どれもお安くてフレッシュなおいしさ。散歩の途中でこちらをそれぞれにいただきつつ、また街中を散策。フルーツも買いたかったけれど、待って、待って、みんな〜。まだ到着してから3時間くらいしか経ってませんよ〜。

お釈迦様の頭と呼ばれるこちらのフルーツ。今回も食すタイミングがなく、残念。次回こそは!

ファーマーズマーケット的なものを見つけたので立ち寄ってみると、こんなふうに大胆にビワが売られていました。日本ではお行儀よく箱に入っている姿しか見かけないけれど、ワイルドだなぁ。そしてやっぱりお安くて、驚き。甘くておいしかったですよ。

チャーシューを挟んだり、そのまま食べてもおいしい饅頭のようなもの!? 欲しかったけれど、今日はまだ1日目。なので、我慢我慢。羊と書かれていますが、何が練りこまれているのかなぁ?

台湾のカリフラワーの巨大さにびっくり。驚いていると、おばちゃんがこちらに向かってどーんと一番大きなカリフラワーを差し出してくれました。お茶目ですな。

晩御飯は、日本から予約していったスープ「佛跳牆」がメイン。アワビ、干し貝柱、干しナマコ、干し龍眼、白子、豚足、干しエビなどの高級乾物を主体に、紹興酒で数日煮込むというこちらのスープ。どろりとした食感で、以前ホテルで食べた同じ名前のものよりも効果がありそうな濃厚な味わい。通称、ぶっ飛びスープという名は、戒律で精進料理しか食べられない僧侶もこの香りを嗅いだら壁を飛び越えてやってくるということからきたもの、とはかつて取材で伺った話。翌日、みんなでお肌ピカピカになったのはいうまでもありません。

こちらはカニのおこわ。カニ肉たっぷりのもっちりおこわ。カニの甲羅の裏側にはカニ味噌がこれでもかと付いていて、甲羅を裏返した人は狂喜乱舞! 大騒ぎの1日目の晩御飯となりました。

ホテルの部屋には、こんな浅い湯船があり。バスソルトもついていたので、旅の疲れもすっかり癒えました。もちろん、マッサージもしてもらい、大満足の1日目。お疲れ様でした〜!

著者プロフィール

赤澤かおりさん

赤澤かおりさん

料理と旅をメインに仕事をする編集者&フリーライター。鎌倉市在住。夏の間は海の家でときどきお手伝いも。ハワイを旅してはその記録を書籍で出版中。近著に『Travel Hawaii ノスタルジック、なのに新鮮』。

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