• vivi
  • with
  • voce
  • frau
  • mi-mollet
  • 会員登録・特典

ブログ

2017.02.09

食べる

【赤澤かおり】野菜の色も少しずつ春色に。

 【赤澤かおり】野菜の色も少しずつ春色に。

寒い日が続いておりますが、皆様風邪などひいてないでしょうか? この凍えるような寒さのおかげで大根やかぶ、白菜などがしっかり甘くなるのはうれしい限り。ですが、寒いのはやはり苦手なわたしです。

今週はそんな葛藤の中、かぶや大根を堪能するごはんをいろいろ作りました。少しずつ暖かくなってきた風や春めいてくる空や海の色にすがるような気持ちでごはん作りができたのは、野菜の色! 見てください、この淡いベビーグリーンや目の覚めるようなビビッドなピンク! これらのおかげで、何気ない日々のごはん作りも少しばかりですが、楽しい気持ちになりました。野菜の色もそうですが、毎年、ある時期になるとわかる、野菜のみずみずしさや、やわらかさの違いにも驚かされています。包丁の刃を入れた瞬間すっと入っていく感じで、あ、ひと冬越えたんだなぁと実感。日々のさして変わらぬ暮らしのなかでも、こうして小さなことから季節の変わり目を感じられるのは、海と山が近い場所で暮らしているおかげ、と感謝しております。あぁ、それにしても早く暖かくなって欲しいものです。

最近よく見かけるピンクの大根! 薄いグリーンに包まれた中を切ってみると、ジャーン! こんなに美しいピンクになっているんです。このピンクとグリーンの組み合わせもかわいらしくて、ずっと眺めていたくなる大根。煮込むとすっかり色が消えて普通の大根と同じになってしまうのが残念。今日は、さつまいもやさといも、こんにゃく、お揚げさんなどに、酒粕も加えてけんちん汁にしました。

かぶを買ったら、30cm以上はあるだろうっていう立派な長さの葉がついていたので、ザクザクと刻んでオリーブオイルで炒めておくことに。それにしてもこのこんもり感! 食べきれるんだろうか?

塩と白いりごま、それにオリーブオイルをたっぷりまわしかけて、ざっと炒め合わせます。

しんなりしたら出来上がり。想像以上に小さくなりました。これをおうどんにのせたり、炊きたてのご飯に混ぜたり、パルミジャーノチーズとともにパスタにあえたり、卵焼きに加えたり、チャーハンにしたり、ととにかくいろいろ使えました。

できたてを味見するにはやはり少しばかりのワインが必要ってことで、つまみ食い用に、開けてみました。この日はこのあとお刺身だったのです。

半分の白菜は1日ざるで干してからさらに甘みを引き出し、間に豚バラ肉を挟んで酒をふって蒸し煮に。最初は少し葉の食感が残るくらいのところでいただき、とろとろになるまでを楽しむお鍋。具材はこれだけ。ポン酢でもおいしいし、塩とオリーブオイルにすだちやレモンを絞ってもグーです。

すりおろしたピンクの大根と炒めたかぶの葉、それにお正月用に漬けて冷凍しておいたいくらの醤油漬けをのせて、ピンクな麺。かなりどぎつい色ですが、味はおいしかったです。

この時期、日に日にみずみずしさが増してくるのがよくわかるにんじんは、せん切りするのが楽しくて仕方ない野菜のひとつ。ざっと塩をふって少しおき、オリーブオイルとレモンを絞ったら、塩昆布とあえるだけの簡単おつまみ。今日はおいしい卵が手に入ったので、ゆで卵にしてそこにのせていただきました。

かぶが1個だけしかない!ってときのお助けメニュー。小さな鉄のフライパン、スキレットにかぶ、残りチーズ、パルミジャーノをのせ、オリーブオイルと塩少々をふってチーズがとろけてかぶに焼き目がつくまで焼くだけ。熱々をスキレットごとテーブルへ! パンを添えれば、あとはワインさえあればOKデス。

FOLLOW US

著者プロフィール

赤澤かおりさん

赤澤かおりさん

フリーライター+フリー編集者
出版社にて雑誌編集を経てフリーに。料理と旅、暮らしまわりのことを中心に執筆・編集をおこなう。ハワイをこよなく愛し、ハワイにまつわる著書を多数出版。近著に『鎌倉 のんで、たべる。』(朝日新聞出版社)、『Hawaii Vacation Book』(講談社)などがある。
【Instagram】https://www.instagram.com/akalohasunny/
【Twitter】https://twitter.com/kaorimasaaka

COPYRIGHT(C)2013 KODANSHA LTD. ALL RIGHTS RESERVED.